中にはiDeCoを優先したほうがいい人もいる


いぬデックスです。

投資の窓口として考えるとiDeCo(個人型確定拠出年金)の優先度は高くないということは各所で言われている通りです。

中には絶対お得だからやるべきと書いてあることもあります(かつては多かった)が、理解が進んだ結果そこまで推奨されることもなくなりました。

主な理由はこちらです

  • 免税ではなく課税の繰り延べである
  • 満60歳まで引き出し不可(さらに延長される可能性もある)
  • 特別法人税が廃止されていない

ただこれは冒頭にも述べたように「投資の窓口として考えた場合」です。別のアプローチから考えればこれ以上無いほど適しているということにもなると思います。

すなわち天引きの老後資金作成ツールということです。

iDeCoを優先的にやった方が良い人

この考えでいうと、是非ともイデコをやった方がいい人は

  • 自発的な貯蓄ができない人

これに尽きます。

実を言うとぼくもこれに含まれます。お金があればあるだけ使ってしまう、計画性のないタイプに最も効果的なのは「天引き貯蓄法」です。人は元から引かれているものに対しては減っていると感じにくいという「mental accounting(心の会計)」を応用した方法です。

所得税や社会保険料なんかもそうですね、会社員ですと額面の所得からこれらを引いた額を手取りとして受け取りますが、よほどしっかりしている人以外は手取り=給料だと思っているはずです。

どうしても自力で残せないタイプの人は、先取りして老後まで置いておくことで、絶対に手をつけられない貯蓄として残すことができます。この場合の財産の拘束は、良い方向に働くと思います。

ぼくも2016年の株価の下落の時には他の資産は全て処分して、残っていた借金を全て返すという愚行を犯しましたが、iDeCoだけは残りました。そしてその後株価が上昇したのはご存知の通りです。残っていたからこそ、上昇にも乗ることができたというわけです。

iDeCoのせいで破産する人はいない

なお、「iDeCoをやっていたせいで必要な時にお金が足りなくなったらどうするの?」という指摘はあるかと思いますが、心配ありません。

貯蓄ができない人というのは、お金が足りないから貯蓄できないのではなく、単に貯蓄ができないから貯蓄ができないだけなので、手取りが減ったら減ったでそれなりにやっていけるはずです。なんとなくお金があるから使ってしまっているだけなのです。(いやー、反省)

積立方式の私的年金(退職金)

もうひとつ利点(?)があります。それは確定拠出年金というものが、国民年金・厚生年金の賦課方式とは違い積立方式の私的年金であるということです。

賦課方式とは今の受給世代への支払いのために、今の現役世代が保険料を納めるという形で、これが世代間の火種の一つとなっている面があり、国会などでも話題にのぼりましたね。年金を積立方式にしますというような主張をしていた政党もあったようです。

でも全面的に積立方式にしなくても、iDeCoや企業型DCのような確定拠出年金を利用することで、受給世代に吸い取られることなく自分だけに支払われる年金を作ることが可能です。

賦課方式に不満のある人は、是非とも積立方式であるiDeCoに入るべきでしょう。

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