貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

バランスファンドはもっとシンプルでいいんじゃないの?

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つみたてNISAを満額投資できない程度の資金力ということもあり、非課税枠を消費せずに自動でバランスを保ってくれるバランス型についてリサーチをしています。いつか乗り換えたいと思っています。
現金とリスク資産の比率を保つなんて面倒くさくてやってられません。「金額」ではなく「比率」を保つというのは大変なことなんです。こういうところこそ自動でやってもらうのがいいと思います。僕ができることと言ったら、現金を一定額以上に保つことくらいです。
それにしても、改めて感じることは、単純明快なバランスファンドがほとんどないということですね。理想を言えば、リスクレベル別に何種類か用意されていると最高なんですが・・・。

あるにはあるが・・・

実を言うと、確定拠出年金向けのファンドの中には割とシンプルなものがあるにはあります。国内と海外先進国の株式・債券という4資産を組み合わせたバランスファンドです。
ただ、現在ほど海外投資をした方が良いというような風潮になる前に設定されたものだからか、、日本のウェイトが極端に高い(海外資産の2倍程度)ものばかりでちょっと投資する気になれないんですよね。設定された当時はこれくらいがちょうどよかったのかもしれませんが、せめて半分くらいは海外株が欲しいところです。
(ただしこれは僕の個人的な思考バイアスが影響している可能性は大いにあると思います)

新しいファンドは複雑すぎる

時代の変化を受けて新たに設定されたバランスファンドは、内外のREITや新興国債券といった、明らかに主流でないものを組み入れたり、為替ヘッジありとなしを取り混ぜてみたりと複雑なものばかりです。
人気の8資産均等にしても、コンセプトはしっかりしていますし円グラフはカラフルでなかなか楽しいですが、先ほど挙げたような主流でないものを組み入れているという違和感がどうしても拭えないので、自分で投資するかというと、やや躊躇する面があります。

なんかもっとシンプルで誰でもできそうなファンドの方がいいと思うんですけどね。

ぼくのかんがえたさいきょうのバランスファンド

具体的には日本・先進国・新興国の株式と、日本・海外の債券の5資産で構成されたバランスファンドがいいと思います。新興国はあってもなくても良いですし、先進国株の代わりに全海外株でもいいと思います。内外比率は均等配分や、4:4:2などでいいでしょう。
これを、リスクレベル別に、内外比率はそのままで、株式と債券の比率を変えたものを三つほど用意してもらえると完璧だと思います。
理由はと言われるとそれほど根拠はありませんが、半々や均等配分というのには絶対に大外れは引かないという普遍性があるからということにしておきます。
・・・といったところですでにわかっているのですが、日本ではこういった単純なものは全然売れないみたいですね。何か飛び道具が必要という呪い(?)に取り憑かれてしまっています。
どうも自分でできそう(できるかどうかは別)なものにはお金を払う価値がないと考えられがちなのかもしれません。

実際にやるのは大変だ

実際、ウェルスナビのポートフォリオは単純ながらなかなか筋が通っていて、中身が把握しやすく何が起きているのかわかりやすいので理想に近いスタイルです。
(ウェルスナビそのものはコストが高すぎるのでオススメしませんが)
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ウェルスナビのホワイトペーパーより抜粋→PDF
ただこれを見た人の感想は「なんだこりゃ、こんなの金払わなくても自分でできるじゃん」まあ確かにそうですよね・・・
しかしそう言ったものの、実際にやってみたら結構面倒くさくてリバランスすらままならないということに気づく人も多いのではないでしょうか。案外リバランスってできないものなんです。投資先が三つ以上になったらもうめんどくさくなってきます。
年間1%はちょっと無理ですが、0.1%くらいならまあ払ってもいいかな・・・というくらいには、めんどくさいです。
また、バンガードが米国で販売しているLifestrategyというバランスファンドシリーズの組み入れ資産は米国と先進国の株式と債券のたった4つです。
(やや国内(米国)偏重ですがまあこれは経済規模を考えると当然ともいえるでしょう・・・日本は世界の中心ではないので半分以上海外でもいいと思います)
これも自分でやろうと思えばできるはずですが、つみたて投資の裾野が広がった現在、そこまで情熱のある人は古参かやる気に溢れるマニアだけで、その他の一般ピープル(含む自分)には難しいのではないかという気がしています。
複雑なポートフォリオを管理されているブロガーの皆さんは本当にすごいと思います。

楽天インデックスバランスが風穴をあけるか

さてそんなところに楽天・インデックス・バランス・ファンド(相変わらず名前が長い・・・)が超シンプルな2資産の組み合わせで出てきました。しかも株式・債券それぞれが市場ポートフォリオというなかなか便利そうな代物です。
コストが最安水準ではなかったり、海外投信を利用するので多重課税の問題が解決できなかったりと100点満点の内容ではないのですが、複雑の一途をたどっていた日本のバランス型のあり方に風穴をあける存在になるのではないかと期待しています。
個人的な希望で言えば、せっかく外資系なので米国株とそれ以外の株という分け方で分散されたポートフォリオのバランスが登場するともっと面白かったと思うのですが、おっさんのたわごととして聞き流してください。
残念ながら今のところ売れ行きは今ひとつのようですが、これを潰すために日本の投信会社が本気を出して似たようなファンドを設定してくれることを期待します。