貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

iDeCoを資産形成のメインに据えるのは危険。バランスが大事

2280c7734dd59b75007c439bbf4699c7_s.jpg 
資産形成家のいぬデックスです。

先日、案外むずかしいiDeCoの出口という記事を書いたところ、年金に詳しい読者の方からアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

どれだけ確実に見込めるかにもよりますが、退職金はあらかじめアロケーションに組み込んで考えるのがいいでしょう。仮に60で退職金を受けとって余裕があるならiDeCoはひとまず受け取らず、70に向けて考えればいいと思います

いついつに受け取るというターゲットを決めないでおけば、暴落して含み損の状態で現金化してしまうという心配もなくなるというわけなので、計画的にリスクを減らしていく作業からも解放されますね。

どうせ受け取ってもすぐに再投資することになりますから、高い時に非課税で確定させた後なら損失になりやすく、受け取る時に節税になります(合ってますよね?)

ここで新たな選択肢を提示されたおかげで、もう一歩先へ進むことができました。今回はiDeCoの受け取り時期を決めなかった場合の資産形成方針についてです。


限りある余裕資金の振り分け

さて、ここで、貧乏ならではの問題が出てきます。それはiDeCoを老後のための資産形成の柱にすることはできないということです。

iDeCoの受け取りを先延ばしにすると、引退してからiDeCoを受け取るまでの間(最大10年間)を暮らしていくための別の資金が必要になります。(ここでは退職金はたいした金額にならないと想定)

これにはつみたてNISAや特定口座、その他貯蓄による資産形成をあてるわけですが、収入が少ないと非課税枠をフルに活用することができません。iDeCoの節税を重視して拠出額を埋めることを優先すると、もう一方の資産形成に割り当てる金額が少なくなってしまいます。

現在の寿命は65歳で引退した後およそ20年くらいですから、最初の10年を生き延び、iDeCoを受け取ってからあと10年と考えると証券口座とiDeCoでの投資の割合は1:1くらいが目安ではないでしょうか。考えてみるとそこまで長生きできないかもしれませんから、もっとiDeCoの割合は低くてもいいかもしれません。

現在、僕は現在iDeCoに月2.3万拠出していますが、つみたてNISAでは月1.2万円だけの拠出です。これではバランスが悪いということになりますね。

年2回の手当て(ボーナス的なもの)なども投入してどうにかバランスを取っていますが、これ以上となると昇給に期待といったところですので、もうしばらくはこの状態を維持しようと思います。場合によってはiDeCoの拠出を減らして調整する必要があるかもしれません。

やはり資産形成の優先度としては、世間でも言われている通りまずつみたてNISA、次にiDeCoという順番がよろしいかと思います。老後の資金とはいえ、いざとなればすぐ使える場所にあるというのは重要です。