貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

弱気相場到来。大切なのは現金を十分に確保しているかどうか

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資産形成家のいぬデックスです。

ついにやってきたかもしれない、弱気相場です。これからどこまで下がるか、いつまで続くかはわかりませんが、1ヶ月で10%以上の下げを記録し、今年から始めた方は不安を感じているかもしれません。

ここで再確認しておく必要があるのは、たった一つ。無理をしてないか、していなかったかという一点のみです。

いい機会ですから、早めに方針を見直しておきましょう。一回の失敗で学習して修正できたのなら、今回の損もそれほど悪い話ではないと思いますよ。

無理をしていなかったか

ここでいう「無理」とは、一言で表すと「収支を超える額を拠出」ということです。

収支を超える額の支出は必ず今までのストックが減っていきます。これが下落相場では精神を蝕んでいきます。収支がマイナスになるということは、いつかは底をつくということです。

特に最初のうちは早く額を増やしたくて、前のめりに拠出しがちですが、焦ると良いことはありません。

「三ヶ月後にはボーナスが入るからその分を先取りして投資」なんてことも、やめた方がいいですよ。人生予定通りにはいかないものです。入ってきた分だけ出すようにしましょう。

もう一つだけ。余暇を楽しむ余裕も残しておいた方が、相場を気にせず生活できるのでおすすめですよ。

「リスク許容度」は相場と連動して変化する

「各自のリスク許容度に応じてポートフォリオやリスク資産の投入割合を調整しましょう」などと本に書いてあったり、一部で流行のロボアドバイザーもリスク許容度を推し量って、それにポートフォリオを当てはめるということをやっています。

が、実はリスク許容度というのは景気と連動しています。景気が良くなるとイケイケになってリスク選好度が高まり、逆に景気が悪くなると保守的になります。

これは計算で出せる理論値とは違って感情によるものですから、「リスク許容度」を基準として資産配分を決めるのは不適切です。人間は不合理な生き物なのです。コントロール不能な部分を持っています。これを受け入れましょう。

安心は現金で買える

資産形成期(積立中)における安心感は、ポートフォリオの変動率ではなく、それとは別に確保している現金がいくらあるか、という「金額」にあります。

元も子もないことを言いますが、サラリーマンであれば毎月入ってくる収入と、確保してある現金が十分にあれば、積み立て投資へ回したお金がどうなろうと心配なく、忘れて過ごしても問題ないわけです。逆に言えばその生活を脅かさない程度の金額だけを投資に回すべきです。

情報源によっては生活費6ヵ月分であったり、1年分、2年分などと幅はありますが、いずれにしてもある程度の額を確保しておきましょうと書いてあります。ここで重要なのはこの数字は「最低限」であって、これ以上は無駄ということではなく、これ以上ならいくら持っていても構わないということです。

自分が安心できるまでこの枠を拡大して好きなだけ持っておくようにしましょう。そこがあなたにとっての「最低限」になります。何ヶ月分というのはただの目安です。

もしすでに投入しすぎていたと感じたのなら、すぐに拠出を停止して安全資産の積み上げに努めましょう。全然足りないのであれば損を被ってでも売って確保した方が良いと思います。

僕も以前はそのような状況になりましたが、一旦全部売って(笑)、残っていた借金も返済して、手持ちの現金が増えたらどうということはなくなりました。損はしましたが、その反省が今に繋がっているわけですから、あの程度で済んで良かったと思います。

資産形成は安全重視で

ここで大切なのは、また景気が良くなった時もこの最低ラインを勝手に下げないことです。気が大きくなってまた投入しすぎたのでは同じことの繰り返しで永久に損を繰り返します。

もうお気づきかと思いますが、リスク許容度というのは「気の大きさ」を言い換えただけに近いので、自己申告の条件を元に投資判断をしていたら間違えて当然だろうということがわかると思います。

何があっても普通の生活が送れる状態こそが、資産形成におけるベストな環境です。取れるギリギリまでリスクを取る必要はありません。ブロガーはブログを書いてしまうくらい、のめり込んでいる人たちです。ブログを読みすぎるとそれが普通だと思ってしまいがちですが、自分のできる範囲でやっていきましょう。