貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

ETFの良いところと微妙なところを三つずつ挙げる

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資産形成家のいぬデックスです。

以前、ETFは資産形成には不向きなので投資信託だけを使っていますという記事を書きました。

あれからしれっとETFを買ったりしていますが、まあそれは置いておくとして・・・f^_^;)

実際、資産形成のみを目的とした場合、いまのところETFを使う理由はありません。そうでない場合には、多少は選ぶ意味も出てくるかなといったところです。

改めてその点について考えてみます。

ETFの良いところ

元も子もないことを言ってしまいますと、日本において個人投資家にとってETFが従来の投資信託に対して優れている点は、

  • 国内株式クラスの経費が安い
  • 買い替えがその日のうちに完了する
  • 外国の資産が今すぐ買える

この三つだけです。

TOPIXと他にはJ-REITといった国内市場に上場する証券のインデックスファンドに関しては、今のところ投資信託に対してアドバンテージがあります。(日経平均はもはや割高)

海外資産については、残念ながらコスト競争の概念が存在しないためか、投資信託に追いついたと思ったらまた引き離されてしまっています。

ふたつめの特徴はなかなかユニークです。たとえば株式クラスのファンドAと債券クラスのファンドBとの間でリバランス(配分の標準化)を行うとします。

ETFは株式と同じように取引が可能なので、ファンドAを売って約定したらその資金を使ってファンドBを買い付けることで、即日完了できます。

あるいは信用取引を利用して、ファンドAの売りが約定する前から乗り換え先のファンドを買ってしまうことも可能です。

投資信託ですといわゆる資産間でのリバランスのようなとき、売却と購入を同日に行おうとするには、新たに購入する分のお金は別で用意しておかねばなりません。

みっつめの利点についてです。米国の株式が大きく下落して終わった後、数時間後に開く東証で、米国株式の指数に連動するETFが買える、しかも今ついている値段を見ながら。米国市場は閉じているのに、米国株を東京で今すぐ買えるというのはETFの大きな特徴です。

後半二つの特徴によりもたらされるスピード感こそが、ETFを使う大きな理由となるでしょう。

ETFの良いとも悪いとも言えるところ

場合によって良いとも悪いとも言えるのは、

  • 商品が豊富である
  • 分配金が出る
  • 特にドキドキワクワクするようなことはない

この三つです。

商品の多彩さは魅力的でもありますが毒にもなり得ます。ニッチな指数、業種別インデックス、特定の国への投資などなど、そこに投資したかったんだという人にとっては喜ばしい反面、(僕のように)慣れていない人にとっては目移りして買うべきでない商品に手を出してしまう害も考えられます。

分配金も良し悪しです。資産形成が目的ならば、分配金が出ると面倒、税金がかかって目減りするという理由で、無分配の投資信託に遅れをとります。しかし投資からの利益を受けつつ、資産成長にも期待したいというような用途には向いていると思います。

ETFの分配金は、元本を毀損しない範囲で出るはずなので「これは利益だから使ってもいいお金だよ」とファンドから渡されたお小遣いと考えるわけですね。目的が資産価値の最大化ではない場合には使える方法だと思います。

逆に言えば、分配金を全て再投資するつもりであれば、ETFは道具の選択として不適切です。税金がもったいないだけです。道具選びは、目的に合っているかどうかが重要です。

みっつめ。ただ保有している限りにおいては、ETFといえどもただの投資信託ですので、特に何も起きません。インデックスファンドは退屈だといってETFに何かを期待した人にとっては、物足りないものになることでしょう。しかしこれは、ETFがまさしく投資信託であるということですから当たり前のことです。

ボーグルが言ったように、トレードせずただ保有するだけであればETFも良い選択肢になるでしょう。