貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

分配しない方針の投資信託はつみたてNISAで真価を発揮する

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資産形成家のいぬデックスです。

配当に対する課税の繰り延べによって発生するリターンの複利なんて大したことない、という記事です。

要するに課税を繰り延べても、現金化するとき譲渡益にまとめて課税されるので思っているほどの差は出ないよということです。

こちらの記事では一目でわかるように2%と5%の場合で表にしてくれていますが、このように20%程度の課税では50年くらい運用しないと有意な差としては出てこないというのが現実です。

この程度の差ですと、例えば株式譲渡益の税率が変更されて増税になったりすると、繰り延べて膨らんだ分に高い税率が適用されることになり、せっかく繰り延べた分が吹き飛んでしまうこともあり得ます。

ということで、課税口座で運用する分には、分配金の課税は気にする必要がないのでした。

分配しない投資信託の利点はまさに分配金を出さないことにある

ところで、先ほどの記事の末尾にも書いてありますが、つみたてNISAでの運用となると話は変わってきます。

最終的にかかる税金がゼロになっていますので、できだけ非課税のまま長期間運用できた方が得です。

つみたてNISAでは非課税で運用できる元本の金額が決まっていて、分配金の再投資には使えない(枠を使い切っている場合)という特徴がありますので、なるべく非課税口座の外に漏らさない運用をしてくれる商品を選んだ方が得です。

ETFや分配金を出す投資信託ですと毎年2%程度は非課税口座の外に流出していまいますから、分配金を再投資したとしてもそれは課税口座でとなり、その後の分配金にも、譲渡益にも20%の税金がかかりますのでその分は単純に損ということになりますね。

これが一般NISAですと運用期間が5年と短いためあまり影響がないのですが、ロールオーバーして10年となるとそこそこ大きな差になりますので、やはり分配金を出さない投資信託を買ったほうが良かったということになると思います。(今年拠出分からはもうロールオーバー不可ですけど)

ま、NISA/つみたてNISAのような少額ではこれまた大した差にはならないんですけどね。貧乏人は辛いです。

実用的な利点(おまけ)

実用面で言うと、分配金を出さないことによる利点はもう一つあります。

分配金を出さないということは一円たりとも無駄にせずに(強制的に)再投資に回してくれるということですから、再投資を忘れていたり、分配金の額が少なくて買えなかったり、別のことに使ってしまったり、値上がりしていて買い増しに躊躇したりといった邪魔が入ることなく資産の増大に専念できます。

本人が何も意識しなくてもいいというのは、アクティブ投資家ならともかく、単にお金を流し込んでいるだけの資産形成家にとっては大きな利点となると思います。

あとは譲渡益への課税が強化されてちゃぶ台返しを喰らわないことを願うだけです。(お祈り投資)