貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

「学資投資」は日本人にはまだ早いかも

f:id:inudexfund:20190309000759j:plain

資産形成家のいぬデックスです。

三菱UFJ国際投信(MUKAM)がmattocoなる投資信託の直販サービスを立ち上げました。

mattoco(マットコ) | 三菱UFJ国際投信

詳しくは他のブログなどでも紹介されていますし、僕は詳しくないのでここでは省きます。下の画像はYahooで見つけたmattocoの広告です。

f:id:inudexfund:20190308220107p:plain

自分にはパートナーも子もいませんが、このmattocoが広告で推している「学資投資」なるキーワードについて思うこともありますので記事にしてみます。

学費が高額な米国では学資のための制度がある

日本と比べても教育費がべらぼうに高いアメリカでは、そのための貯蓄プランが用意されています。(裏技は学費の安い海外の大学に行かせることとか?)

最もポピュラーなのは529 collage saving planというもので、拠出額が税控除の対象になり(控除にならなかったり、そもそも控除する税がない州もある)、学費として使う分には運用益が非課税となります。

英語ではsavingと表記しますので和訳すると「貯蓄」となりますが実際には投資信託などで運用しますので我々の感覚としては完全に投資です。もしかしたら米国では本当に貯蓄感覚なのかもしれません。

ターゲット・デート型に似た商品を使うことが多いようですね。

 

こちらの記事によると他にもいくつかの選択肢があるようですね。日本でいうジュニアNISAに似たものもあるようです。制度がごちゃごちゃしているのはどこの国も同じようですね。

こちらでも詳しく説明されています。それぞれ利点と欠点があるようですね。

日本で定着するだろうか?

iDeCoでじぶんの退職金を作るということに関しては、投資に敏感な人だけでなく徐々に一般層にも浸透しつつあるように思いますがこれが教育資金となるとどうでしょう。

老後のための財産を形成中の人はすでに十分なリスクを取っているので、さらに別の目的でリスクを取るのが適切かということも考えないといけません。

収入をどこへどのように配分するかのプランニング、すなわち老後のための拠出を減らして、教育用の投資(あるいは貯蓄・学資保険)に回すなどの工夫が必要です。

目的ごとに運用法を変えるのはよくないという意見もあります。投資は最も時間軸の長いものを目的に運用すべきで他は低リスクなもので良いとか、投資も含めた貯蓄は全体で一つのポートフォリオとすべきという意見も強いですね。

仮に学費用の投資をしても、株式を組み入れている以上は株価が思わしくない時にはどんなポートフォリオでも損失が出ているはずなので、他から補填するにしてもやはりマイナスリターンの財布から出してくることになります。

日本ではやっと長期投資ならプラスで終わる可能性が高いということがわかってきたばかりですので、多くの人はまだまだ半信半疑で慎重にやりはじめたところです。

教育資金となるとまだハードルが高いのではないかというのが僕の感想です。少なくとも、人生で最初の投資が学費のためというのは無理があると思います。

企業型DCやiDeCo、つみたてNISAでじぶんのためのお金を運用するのが当然になってから、子どものためのお金を運用するのが筋ではないかと思うわけです。