貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

投資に興味を持ったら、まずはお金の常識を知ろう

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資産形成家のいぬデックスです。

お金が欲しい! 投資をしよう! と思い立ったら投資の本を読む前に、まずはお金の常識(マネーリテラシー)について書かれた本を一冊、読むことをお勧めします。

こちらの記事に触発されました。

記事の中でNigithWalkerさんは、50代で資産形成を思い立つことについて、

  • そもそも貯金があんまりない
  • 貯金はあるがリスク資産を持っていない

という二つのパターンが考えられるとして、それぞれについての意見を述べています。

個人的な感想としましては、インスパイア元となった東証マネ部の記事のような、着地点ありきでのコメントよりははるかに地に足のついた、納得のいくものになっているように感じました。

人は興味を持ったとき、自分の仮説を肯定する情報ばかり集めてしまう確証バイアスというものの虜になりますから、投資をしなければと思って調べると今回の東証マネ部のようなトンデモ情報を鵜呑みにしてしまう可能性があります。

NightWalkerさんも僕も共通しているのは、まずは金を貯めろということであって、増やすという考えはそれほど重視していないということです。

たいていの勤め人は、運用で増える額よりも元本の積み上げによる増加のほうが圧倒的に多いのは間違いないからです。

過去にこんな記事も書いています。

以下はNightWalkerさんの記事からの引用ですが、まさに金言です。

いずれの場合も、いえ、50歳からじゃなくても、「足りないお金を投資でなんとかする」という思考パターンには陥らないようにしたいところです。

足りないから投資するんじゃなくて、より良い未来を獲得するために投資するんですよね。借金を返済しながらやっていた頃の自分には、これがわかってませんでした。

大切なのは自分で考えて決断できること

ここで気をつけたいのは、このような一つのテーマに対してポイントを把握して、それに応じた判断ができるということそのものこそが最も大きな財産ということです。

何も専門的なことまで知る必要はなくて、お金について常識レベルのことを知るだけで、よく見かけるブロガーへの相談のようなしょうもない質問は自分で解決できるようになります。

今回の例で言えば、50代まで資産や貯蓄へ回す余裕がなかったことは仕方のないことですが、今後の計画を立てる際に何が最も重要か? それは投資ではなくお金を積み上げることだということにたどり着けるかどうかです。

僕がことあるごとに持ち出す「投資の大原則[第2版] 人生を豊かにするためのヒント」についても、投資の入門書であるにも関わらず前半は運用のことではなく、とにかくお金を貯めることについて書いてあります。

「インデックス投資は入金力が全て」なんてことを言った人がいるそうですが、これはインデックス投資に限らずお金のことに対して普遍的に言えることであると気付けるかどうかも、お金の常識を知っているかどうかにかかっています。

お金の常識に関する本を読みましょう

結構まともな本は出ているものですから、一冊くらいは読んでおかれることをお勧めします。

参考までに、僕が最近読んだのはこれです。

章ごとの冒頭に挟まれている四コマ漫画がいい味を出していて僕は好きです(小並感)

お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ

お金の常識を知らないまま社会人になってしまった人へ

 

他の本もパラパラめくってみたのですがどれも内容は似通っていまして、違う本を手に取ってもおそらく大きな違いはないと思います。あとは著者との相性でしょう。

お金を貯めるということ、もしもの時の備え(保険との付き合い方)、そして使い方、この三つの基本的なルールがわかれば、それほど道を踏み外すこともないはずです。

それ以上の細かいことはほとんど、枝葉の部分といってもいいでしょう。

資産運用・資産形成・貯蓄を志すに至ってまず最初に読むべきはこういった本であって、投資や節約術の本ではないと思います。

ブログや各種Webメディアでもこういった情報は断片的には存在しますので、熱心に情報収拾されている方にとっては大して新しい情報はないとは思いますが、一冊読めば全てが載っている書籍というものはやはりとても便利です。

関連リンク

こちらは菟道りんたろうさんによる紹介です。