貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

確定拠出年金ではターゲットイヤー型投信が主流になって欲しい

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資産形成家のいぬデックスです。

個人の退職後のための運用方法はいくつかありますが、NISA/つみたてNISAと比べると、確定拠出年金(企業型DC/iDeCo)は特に、退職金の運用口座としての性格が強いものとなっています。

米国には401(k)というのがありまして、企業型DCなのですがこちらでは何も指定しなければターゲットイヤー型のファンドに投資をすることになっていることが多いそうですね。

あちらではそこそこ繁盛しているらしいロボアドでも、リタイアメントが目的の場合はこのように徐々にリスクを下げていく運用計画を立てるようになっています。(画像はbettermentのもの)
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日本ではなぜか、非課税のメリットを最大限享受するための「置き場所」として他の口座で現金を持つことで調整する、といういかにもお金持ちが考えそうな「合理的」な方法がベストであると言われていますが──まあ実際理想的なベストではあるのですが──リテラシーの高い人から低い人、意志の強い人から弱い人まで含めてトータルで考えた場合の「実現可能なベスト」で言えば自動運用に勝るものはないと思っています。

複雑な方法は、自分でできると信じる人だけが挑戦すれば良いのです。

バランス型との違い

さて日本ではバランス型投信もいわば「一つのアセットクラス」であるかのように扱うことがあります。つまり全ての特徴を併せ持つアセットというわけです。

すると、よく言われているような「株式とキャッシュのバランスだけで十分」と同じことを、バランス型とキャッシュとでもすることになりますね。

ここがバランス型とターゲットイヤー型の根本的に違うところです。ターゲットイヤー型では通常、キャッシュとバランスを取るというようなことはしません。余計なことをしようとしても計画がバグってしまいます。ほっとけばいいのです。

日本ではターゲットイヤー型は全く人気が無い

そのターゲットイヤー型投信ですが、日本では以前から存在はしているものの、どれもこれも悲しいほどに純資産額が少ないものばかりです。

  • 正しい使い方が知られていない
  • 比較的高コスト
  • 今のところ自分でやりたい人が多い
  • ゴールで全部キャッシュになるものが多い

あたりが原因ではないかと思います。

商品性については徐々に改善の兆しが見られます。退職金運用口座を意識して、ターゲット到達以降も運用を続けるタイプが増えてきています。コストは・・・もう少し頑張って欲しいですね。

ただこれも、運用商品として採用されなければ無意味ですから、取扱金融機関との調整が必須でしょうね。指定運用商品(デフォルト設定)としての採用が進めば、もっと普及して自ら選択する人も出てくるのではないかと思っています。