貧乏人でも投資がしたい

パーソナルファイナンスとインデックス投資についての話題がメインです。意見は結構コロコロ変わります。

積み立て中の生活防衛資金が占める割合は漸減するのが理想

いぬデックスです。

わたくし、いぬデックスは生活防衛資金なるものは持っていないなどと言っておりましたが・・・

本当は持ってないんじゃなくて、そう呼びたくないだけです。

だってダサいじゃないですか。でもそう呼ばないと話が通じないのでもういいです。

その月の生活費+生活防衛資金の合計を余裕として管理するという方法を取っています。

生活防衛資金 = emergency fund

ところで英語ではemergency fundと呼ぶそうですね。これを和訳したものが「生活防衛資金」という名前で広まったようです。検索してみると色々出てきますね。

みんな大好き米バンガードによる解説はこちらです。(英語)

Emergency fund: Why you need one | Vanguard

What's the right emergency fund amount for you? | Vanguard

米国の運用会社はこのように基礎的な情報もしっかり乗せてくれているのでとても助かります。日本の運用会社や販売会社にも見習って欲しいです。

運用資産以外は金額で管理すると良い

話が逸れました。

ところで、お気づきかもしれませんがこの生活防衛資金、投資(を含む老後の資産形成)のポートフォリオからは分離されています。

すごく大雑把に分けてしまいますと、

金融資産 = 生活防衛資金 + 将来使うための資産(運用)

ということになります。

このうち、生活防衛資金については金額で管理することになると思います。なぜかというと最低限必要な額がある程度決まっているからです。

先ほどのバンガードの説明によりますと、生活費3〜6ヶ月分が下限で、必要に応じてもっと増やしましょうということになっています。これは米国での話ということに注意。

日本では、6ヶ月〜2年くらいなどと言われていますね。米国よりも解雇されにくく就職しにくいことを考えると妥当だと思います。メンタルの不調で休職する人も多いようですし、こういうのは長期化しやすいですからね。

僕の場合ですと最低限を6ヶ月分として、放っておけば徐々に金額としては増えていくように予算を立てています。金額的にはおよそ100万円を目安にしています。

100万円を超えた分は好きに使って良いということにしています。

過去にこんな記事も書きました。

身の安全を十分に確保した上で、講義の貯蓄である運用資産のポートフォリオ(アセット・アロケーション)を改めて考えるというのが、シンプルな資産形成のスタイルになると思っています。(下図)

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収入が増えても人が生きていくのにかかるコストはそれほど増えないんだそうです。ということで、生活防衛資金とはいくら確保しているかが重要であって、資産のうち何割を占めているかということはあまり重要ではないと考えています。

必要額を確保したあとは、その割合は低下していく

十分に大きな資産をお持ちの人ですと、そもそも生活防衛資金を持っておく必要がなくなってしまった(運用のポートフォリオに含まれる現金で対応可能)人もいるみたいですが、(参考リンク)

僕の紹介した方法ですと、生活防衛資金は別勘定にしておいた方が資産運用がシンプルになると思っています。バランス型やターゲットイヤー型一本と生活防衛資金という技も使えますからね。

さて先ほど紹介した図を見ていただくと、時の経過とともに生活防衛資金は徐々に金額としては増えていくものの、資産全体に占める割合としては低下しているのがわかると思います。

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上の図は僕の実際の全財産に占める資産クラスごとの割合の推移を表したグラフですが、このようにキャッシュの占める割合が低下してきています。

実はキャッシュの金額そのものはあまり変動していないので(増えてないのが辛い…)、その分他が増えたということですね。これは、僕のやりかたとしては理想的な状態です。

生活防衛資金をポートフォリオから切り離すことの利点

必要なだけの安全資産が確保できていれば、将来に回したお金が一時的に増えても減っても、ふーんと思うだけです。使っていいお金の中だけで予算を立てて、暮らしています。

効率が良いかどうかよりも、普段通りの生活が続けやすい方法が正解だと思います。株価が下がった時に手持ちのキャッシュから拠出をするルールだと、自分にはうまくいかないと思います。

先ほど紹介したパンダックさんは、もともと十分に安全な資産配分で積み立ててこられたので、生活防衛資金は不要ということですね。こちらですと資産全体をポートフォリオとして、株価の下落に合わせて適宜追加投入という方法をとることになりますね。

各自よく考えて、うまく生きそうな方法を採るのが良いと思います。が、まずは生活防衛資金は用意する安全重視の方法でやってみることをお勧めします。